関東ネット設立アピール
欠陥住宅関東ネットは、欠陥住宅被害の救済と予防を目的として、本日、設立いたしました。
いわゆる欠陥住宅被害は、1975年ころから増加の一途をたどってきたと言われています。そして、1995年1月の阪神淡路大震災において、欠陥住宅の深刻さ、悲惨さが明らかとなり、このような欠陥住宅による被害を絶対に防止することを目的として、1996年12月、一般市民、建築士、研究者、弁護士が結集して、欠陥住宅被害全国連絡協議会が結集されました。
その後、全国各地で、地域ネットが設立され、具体的な被害救済活動に取り組んできました。
関東地域においても、欠陥住宅による被害の救済と予防を具体的に実現するため、ようやく地域ネットを立ち上げることができました。
しかし、ようやく、欠陥住宅被害根絶のためのスタートラインに立つことができたに過ぎません。
関東ネットは、この日が、欠陥住宅被害根絶が始まった日として、歴史に残るよう、今後、真に、欠陥住宅による被害の救済と予防を実現するための活動を開始し、継続していきます。
2001年11月24日
欠陥住宅関東ネット設立総会参加者一同